ドナルド・バードを代表するLarry Mizell+Fonce Mizell=SkyHigh Productions作のジャズファンク金字塔アルバム!Loves So Far Away、Mr. Thomasはサンプリングネタとしてもオナジミの定番B-Boyブレイク!Nas "N.Y. State Of Mind"でもイントロをサンプリングされた"Flight Time"、マイゼル・ブラザーズ印の極上ソウル・ジャズ"Where Are We Going"、"Sky High"等、とにかく全曲最高のマスターピース盤ですドナルド・バード流どす黒ファンクが延々と続く前作の“Ethiopian Knights(1971年)”も凄いが、70年代のジャズファンクが新たな段階に入ったことを示したのはこの“Black Byrd”。ちょうど前作と次作“Street Lady”の間をつなぐ内容で、黒さと洗練されたサウンドの微妙なバランスがいい本作からプロデュースがSky High Productions(スカイ・ハイ・プロダクションズ)のLarry Mizell(ラリー・ミゼル)に代わり一気にサウンドがあか抜けた。いわゆるフュージョンとは異なり、時おりみせるギターのカッティングや、ドラムのビートに同時代のファンクやソウルの影響も感じるこのアルバムの聞き所は何といってもA3の“Love’s So Far Away”だ。疾走感あふれるビートの上で、ジャズミュージシャンとしてのDonald Byrd(ドナルド・バード)の本領が発揮されている。最後の“Where Are We Going?”も、Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の“What’s Goin On”のようなグルーヴで気持ちいい。“Black Byrd”はBlue Note(ブルーノート)史上最大のヒットとなったが、当時のジャズの評論家には厳しい批評を受けたというあくまでも一度人の手に渡った商品であり、盤やジャケットの状態など、もしかしたら見落とし等がある場合もあります。写真をご確認ください。そういった点をご理解の上での購入をお願いいたしますjazz LP レコードspiritualjazzblackjazzfreejazzBlue Noteimpulse!Fragment中西俊夫藤原ヒロシ
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